むくみやすい生活習慣ってあるの?

顔や脚などにむくみが起こるのは体内の水分量を一定に保てなくなり、体内の水分量が増えてしまうことが原因です。

病気の影響で体内の水分量が増えてしまうこともありますが、実際には生活習慣に起因しているケースがほとんどです。それでは、むくみが生じやすい生活習慣とはどんなものなのでしょうか。

むくみ対策の基本は食事の見直しから

まず生活習慣において中でも最も注意したいのが普段の食事です。特に脚や顔がすぐにむくんでしまう方は、日常的に塩分を摂り過ぎていることが多いようです。

塩分を摂り過ぎると血中のナトリウム濃度が上昇するので、これを下げるために体内に水分が取り込まれます。しばらくすると水分とともにナトリウムも排出されますが、日常的に塩分を摂り過ぎているとナトリウム濃度が上昇している時間が長くなるので、脚や顔がむくんでしまうというわけです。

また、糖分は体内に水分を蓄える保水力を持っており、脂質を摂り過ぎると血流が悪化して老廃物が排出されにくくなるので、糖分・脂質の摂り過ぎも体内の水分量の増加につながります。

つまり、むくみにお悩みの方は、毎日の食事で塩分・糖分・脂質の摂取し過ぎないようにすることが大切なのです。

特に、洋菓子やレトルト食品、インスタントラーメン、スナック菓子を日常的に食べている方は、糖分・塩分・脂質を摂り過ぎていることが多いので、こうした食品を控えるとともに、ナトリウムの排出を助けるカリウムや血流をスムーズにして老廃物の排出を助けるビタミン・ミネラルが豊富に含まれている緑黄色野菜を毎日の食事で食べましょう。

姿勢を直したりストレッチもむくみ対策には有効

一方、仕事などで一日中立ちっぱなしだったり、座りっぱなしだったり人は夕方になると脚がむくんでしまうという方が多いようですが、こうした1日中同じ姿勢をしていることもむくみやすい生活習慣です。

体内の水分は重力の影響で下半身のほうに下がっていきます。同じ姿勢が続くと血流も滞りがちになり、水分や老廃物の排出もスムーズにいかなくなるので、下半身の水分量が増えて脚がむくんでしまうのです。

デスクワークの仕事だとどうしても長時間同じ姿勢になりがちですが、休憩時などに屈伸をしたり、ストレッチをしたりして身体を動かして血流をよくするだけでも、一定の予防効果が期待できます。

普段から家の中で過ごすことの多い人は運動不足になりがちですが、あまり運動しないとふくらはぎの筋力がどんどん低下していきます。ふくらはぎの筋肉は下半身の血液を押し上げるポンプの役割をしています。

このため、筋力が落ちると血流やリンパの流れが悪化し、脚がむくみやすくなってしまうので、運動不足気味の方はウォーキングやヨガ、ピラティスなど無理なく続けられる運動を始めてみることをお勧めします。

また、女性はスタイルをよく見せるためにタイトなジーンズやレギンスを愛用しているという方も少なくないと思いますが、こうした身体を締め付けるタイトな服装で長時間過ごすと、血管が圧迫されて血行障害が生じてしまいます。

すると、水分や老廃物の排出がスムーズに行かなくなり、むくみにつながってしまうので、身体を締め付け過ぎないゆったりとした服装を心がけることも大切です。